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デニムジーンズ科、今度は福山方面企業見学!!
2008年12月24日
<デザインのガッコウ!C-DECでは年間を通じ様々な場所を授業内外で訪れ、経験/体験の場を大事にしています。>
デニムジーンズ科では、デニム・ジーンズの勉強は勿論の事ですが、カジュアルスタイルに欠かせないカットソー/ニットについても勉強します。
デニムジーンズ科3年の学生を対象に、広島県福山市の神辺にある『山本織物有限会社』の訪問見学を実施しました。福山・井原地区では盛んにおこなわれている織物産業のなかでも、インディゴ染めのニット制作はここにしか無く、社長さんのお話では、生産を始めた頃には周囲から反対の声もあったようですが、『他にねぇーもん作りてぇ〜んよ。じゃねぇーと、おもしろ〜ねかろ〜!(※01)』という気持ちで、オンリーワンの企業として発展させていったそうです。初めてこの話を伺ったときの言葉が印象的で、是非、学生に会わせたいと思い、企業見学させていただく運びとなりました。(方言訳:※01.他に無いものを作りたいんだ。そうじゃないと、面白くないだろう!)
学生はニット編み機を見るのが全員初めてで、約60本の糸を同時に機械にかけてニットが編まれる様子に、口を開けて眺めていました。現場担当者の方から、60本インディゴ色の糸の中に1本だけ白糸をかけどの様に編まれていくか、分かり易く説明していただき、学生は初めて糸が編まれている仕組みが理解出来たようでした。見学で説明いただいた部分は使いものにならないことを後で聞きました。ご協力ありがとうございます。?山本織物(有)様では、『他にねぇーデニムを!!(※02)』をキーワードに、様々な織物を開発されていました。
詳細は企業秘密ですが、見学時には織機の周りを学生たちが取り囲んでいました。
(方言訳:※02.他に無いデニムを!!)
今回はニット素材のできる仕組みを勉強させていただきましたが、社長さんの心意気やもの作りに対する熱い思い。そこが一番大切なことだと気づかされたのではないかと思いました。
ありがとうございました。
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