E=エデュケーション フォー
S=サステナブル
D=デベロップメント
持続可能な開発のための教育 という意味です。
2002年に国連総会本会議にて提唱された言葉で、
未来に向けて地球温暖化、人権問題、平和、貧富格差など我々が住む
世界の様々な問題について考え、今の世界が今後も良い形で継続可能
なものにしていく取り組みのことです。
現在岡山でも2014年に開催される国際会議に向けて自治体や様々な
民間団体が準備をしています。
8月30日(木) ESDについての学びの場である
「ESDカフェ」に参加してきました。
岡山市内のアスエコという場所で
「地域再生最先端の地 美作市上山でのシゴト•暮らし•行き方」と題して美作市で
棚田の再生、自伐林業、小水発電などを取組むみ、地域再生を目指す活動を行っている
井筒耕平さんからお話を伺いました。
と書くとなんだか固いイメージですが、非常にフランクな話し振りで
いかに棚田を再生していくか日本の林業、農業、田舎の現状や行政との取り組み
今後の課題などをお話いただきました。
一見デザインやモノづくりとは関係ない話題のように感じます。なんで、
イラストの先生がそんなところに顔をだすの?と思う方もいるかも
しれませんが、実は、実は、デザイン、イラスト、モノづくりの専門家
という立場で様々な異分野の方と関わりを持ち、学校教育や人材育成に
還元していくかを考えるのも
僕たちの大きな役割の一つなんですね〜。
ということで、今回このカフェに参加したもう一つの理由が、こちらです。
このESDカフェの看板のデザインを依頼され本校の1年生全員で取組んだのです。
授業の取り組みの一環です。
修学基礎という授業の中でESDという取り組みを知り、それを自分の将来や夢と結びつけ
考えました。
そして、ESDという活動を知り その結果としてESDカフェが開催される際に入り口にかける看板
というお題でデザイン制作に取組み、その報告を簡単にカフェ内でさせていただきました。
今後、学生が提出した看板デザインの中からカフェのイメージにあったものを
実際に使う予定です。
また、楽しみにしておいてください。