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平成24年度・造形専門課程・フリーゼミ 第6回報告

2012年09月04日

本校の造形専門課程では2年次前期にフリーゼミ(特別講座)を行っています。

フリーゼミでは、デザイン分野などの第一線でご活躍されているプロの方を

特別講師としてお招きし、貴重なお話を聞かせていただいています。

業界の裏話や最新情報等、学生にとって有意義な授業になっています。




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今回、第6回となるフリーゼミでは昨年のフリーゼミでもご来校頂きました、

デザインマネジメントを柱に様々な食品、雑貨、日常製品でパッケージデザイン、

グラフィック、3Dデザインを手掛けている、株式会社アイディーエイ代表取締役会長の

井上勲先生にお越し頂きました。





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最初にご紹介をされた後、学生へいきなりレポート裏面にお題を出してイラストを

描かせていました。一体どういう内容なのでしょうか?

学生も気になりながらも絵を描くのはさすがに得意です。皆手際よくペンを滑らせていました。

内容は心理テストの一巻ということで、気になった方は同じテーマで調べてみてくださいね。





企画の発案からデザインの消費・プレゼンの大事さを商品を交えて

丁寧に説明頂きました。実際に使う対象と購入する対象が違うだけでも

販売の実績の伸びが変わる例を教えて頂きました。


また実際に会社で手掛けている企画をスクリーンに映してご説明頂きました。

デザイナーというのは、実際に目視出来るデザインだけでなく、その商品に付随する

イメージ名称なども考えていかなければいけない知識の引き出しが多くなければ

いけないと、発案力・発想力の具体性もお教え頂きました。


その後商品、企画についてくる利益の問題。デザイナーはデザインは出来ても

数学が苦手、算数が出来ない人が多くいると社内の例を用いて教えてくださりました。

デザインだけでなく、企画全体の見通し・利益を考えて動ければより弱点のない

様々な人が望むカタチの発想が出来るのではないかと思います。


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また今回は井上先生とご一緒に同社の岡山オフィスに勤めていらっしゃいます、

デザインコンサルティング部の中塚様にもお話を頂きました。

デザイナーのメリット、デメリットを教えてくださり、こちらもまた幅広い意識で

様々な事がこなせるようにならなければならないと教えてくださいました。



最後に、プレゼンの重要さ、積極性の強さを井上先生より教えて頂きました。

学生自身も同学科、同コースのクラスメイトは友達であり、ライバルであるということを

自覚して、プレゼン能力を今後鍛えて、自分だけの良いアピールポイントを見つけて

いかなければならないのではないでしょうか?


進級制作を控えている今、テーマやコンセプト、またターゲットなど伝えなければ

ならないことは山のようにあります。その一つ一つを実際の企業のデザイン発案を

意識して動いていけたら、と思います。





終盤に行動力のある学生を井上様が実際にお試しで雇うか(!)という話が上がりました。

ざわつきながらも勇気ある学生5名が挙手をしていました。

少しでも積極的に行動するのが、自分の作品を売るポイントになっていくというお話を

受けたばかりですので、この行動力をどんどん活かして自分を売り込んでいって欲しいです!!



井上様、中塚様、本当に有り難うございました!!






ビジュアルデザイン科について詳しくはコチラをご覧ください。

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