2012年10月17日
前回、敷地(玉島町並み保存地区)の調査について報告しましたが、今回はその続報で
す。
毎年ですが本校の制作過程の特徴として、アイディアを出す前に、課題地周辺の町を
調査し、縮尺1/1000程度の町全体の模型をつくります。そうすることで、街の成り立
ち、町の特性・魅力・欠点...などが見えてきます。
普段何気なく歩いている街の中から、アイディアを出すための新しい発見探しとでも
言えるでしょうか?(制作期間⦅約一ヶ月⦆の半分はこのことに時間を費やします)
今回紹介する作品制作の様子(写真)は、敷地周辺の、町全体の模型制作です。
敷地調査の時に、学生達は協力し、課題敷地周辺(約500m四方)の一軒一軒の階高を調
べ、それをもとに模型を制作していっています。(気が遠くなる作業です)
この作業が終わるとやっと制作に必要なコンセプトづくり→建物の機能→建物の形態...を
決める作業へと移っていきます。
まだまだ制作過程の準備段階です。
残すところ、制作期間もあと1ヶ月。
今週中にはこの作業とコンセプトづくりを終了させないと、プレゼンテーションのた
め制作時間がなくなりますよー!!