本校では、体験を通じてデザインやクリエイティブを学べる機会を大切にしています!
対象とした授業「ベーシックデザイン(平面)」 の授業で
倉敷美観地区にある大原美術館と林源十郎商店を訪問しました。
まず、大原美術館では学芸員の方に作品を楽しむためのヒントや視点について
分かりやすくご説明頂きました。
モネ、クールベ、ピカソ、エル・グレコなどの名画を参考に
近づいてみたり、離れてみたり
描かれた時間や場所、時代を想像してみたり絵の中の人物の真似をしてみるなど
様々な切り口で絵画を楽しむヒントが得られました。
「オオハラコンテンポラリー」展では、
その時代を生きる作家を大切にする
大原美術館ならではの21世紀の収集作品が勢揃い!
学生たちは今を生きる作家たちの様々な表現に
刺激を受けたようでした。
大原美術館を訪ねた後は
林源十郎商店は1657年から美観地区で薬種業を営みながら
地域に貢献してこられたそうです。
2012年からは美観地区の美しさや暮らしぶりの豊かさを体感できる
生活デザインマーケットとして倉敷の活性化に貢献されているとのこと。
倉敷美観地区が一望できる屋上から美しい街並みを眺めながら
代表の方や関係者の方からお話をうかがいました。
「この地で世代を超えてつながってきた価値観」
「本質的なもののありかた」
「古いものの中にも美しいものがあること」
など林源十郎商店の皆様が大切にされている考えをおうかがいできました。
お話をうかがう中、関係者の方々の
その土地や生活、文化を大切する心が伝わってきました。
また「世の中のためになるクリエイティブ」についても
考えさせられました。
ゴールデンウィークでご多用のところ対応頂いた
大原美術館、また林源十郎商店の皆様
どうもありがとうございました!