2014年04月09日
第9回目となります、岡山県建築士事務所協会主催の「第9回優秀卒業作品コンクール」において、
3月に卒業した、西村衣理華さんが最優秀賞を受賞しました。
このコンクールは、岡山で建築を学ぶ学生の作品を各校で選抜し賞を与えるもので、
その中で最も優れている作品に最優秀賞が与えられるというものです。
審査委員長は東京で活躍されている坂本一成先生(東京工業大学名誉教授)で、
卒業生にとっては大変価値あるコンクールです。
西村さんの作品は、身近な「本」を媒体に、岡山市内を走る路面電車を利用し、
まち全体の活性化・文化の発展を計画したもので、
計画のみならず、大変完成度の高い模型を始めとして、高いプレゼンテーション力が
評価させての受賞といえます。
昨年度の萩原亜里紗さんもこの最優秀賞を受賞しており、
本校は9回目となるこのコンクールで4回目となる最優秀賞の受賞となりました。
岡山建築設計クラブ主催のワンデーエクササイズにおいて、最優秀賞受賞の常連校として、
チーム制作で結果を残してきた本校スペースデザインコース(現インテリア・建築デザイン専攻)ですが、
個人の卒業制作においても、大変高い評価をいただいています。
西村さんは、この4月から県内の建築デザイン事務所に勤務しておりますが、
早速、模型制作の作業をしているとの報告がありました。
本校で学んだ「空間デザインのやりがい・楽しさ・そして苦しさも…」を武器に、
更なる飛躍に期待したいです。
建築工学専攻
インテリア・建築デザイン専攻
担当:中山 裕志
本校インテリア・プロダクト科についてはこちらをご覧ください。