2017年03月03日
先日(2月24日)日本建築家協会岡山地域会主催のJIA全国学生卒業設計コンクールに参加してきました。
このコンクールは県内建築系の学科をもつ大学、専門学校の優秀な作品を集め、その日のうちに作品のプレゼンテーション、審査、表彰を行うというもので、最優秀賞を受賞した作品は6月に行われる全国大会の出場権が与えられるという名誉ある大会です。
集められた作品は12作品…
参加校は岡山理科大学、岡山県立大学、岡山理科大学専門学校、岡山科学技術専門学校、そして本校(中国デザイン専門学校)の5校…
審査委員長は建築家 東京工業大学大学院 教授の安田 幸一氏…
本校は初めての参加で、本校から推薦した作品はインテリア•プロダクト科 インテリア•建築デザイン専攻の春名 将至くんの作品でした。
9:00頃作品を会場である朝日新聞社岡山総局に搬入し、午前中は委員による作品閲覧の時間。
13:00~順にプレゼンテーションを行ったのですが、春名くんの順番は最後。
春名くんのプレゼンテーションが始まったのは既に15:00を過ぎていました。
9:00~15:00、約6時間もの間、緊張のしっぱなしだったようでした。
そして、、、
いよいよ審査結果…
12作品の中で賞を与えられるのはたった4作品(最優秀賞1点、優秀賞2点、奨励賞1点)
大学生たちが賞を総なめすることが予測されていましたが、春名くんの作品が、な、な、なんと奨励賞をいただくことができました。(専門学校の作品の中では唯一の受賞となりました)
ほとんどの作品が都市計画的な規模の大きい作品に対して、春名くんの作品は住宅設計、、、
審査委員長の講評では、住宅、しかも単純な形態ではあるが、大変よく考えられた作品で、将来が楽しみであるとのお褒めのお言葉をいただきました。
もともと春名くんは住宅設計がしたくて本校へ入学し、4月から倉敷の建築設計事務所で働く(修行する)予定です。住宅作家への第一歩(スタート)として栄えある受賞本当にオメデトウ。今後の活躍に期待します。
インテリア•プロダクト科
中山 裕志