3月4日、ビジュアルデザイン科1年生で毎年行う企業見学で、さん太しんぶん館へ行きました。

さん太しんぶん館では、新聞の作成に使われる素材の事、機材の事、新聞ができて私たちの手に届くまでの行程などを、非常にわかりやすくスタッフの皆様が説明してくださり、機材が稼働している様子を拝見する事ができました。さん太しんぶん館は工場見学としての見やすさと工場として稼働している姿を兼ね合わせた、とても驚きのある建物だと思いました。

文字や写真が紙に印刷される時には、CMYKのインクが重なっていくバランスで鮮明な紙面が仕上がっていくところなど、印刷知識の基本を見直す事もできました。

それだけではなく、正確で安心な情報を伝える事の大切さや、新聞そのものの歴史など、普段何気なく手に取り目にする新聞について非常に重要な事を学ぶ事もできました。

さん太しんぶん館のスタッフの皆様、とても貴重な時間を誠に有難うございました。

午後は瀬戸大橋を渡り、四国水族館を見学し自由散策の時間をとりました。昨年6月にオープンした水族館で、海の生き物の動きや姿をゆったりと眺められる空間を楽しむ事ができました。天気が晴れだったので、学生も屋外のエリアも行き来しながらとても気持ちよく散策していました。楽しくて心地いい空間を作りあげる事もデザインだなと感じていました。

企業見学を兼ねての学外研修でしたが、やはり外に出ていろんなものを直接見て、触れる事は授業時とは違う刺激がありますね！このような予定をたくさん設けて、学生が自身の制作や社会人経験に応用できる感性を高めていきたいと思いました。

ビジュアルデザイン科　井藤