2011年11月23日(水・祝)ビジュアルデザイン科3・4年生対象の
授業「ライフデザインⅡ②・Ⅲ③」で日帰り京都研修旅行に行ってきました。
まずは伏見稲荷大社を訪れました。
当日は午前中に新嘗祭が実施され、
多くの観光客の方でにぎわっていました。
一眼レフカメラを持ってきている学生もおり
朱い鳥居が5000基以上並ぶ回廊など
学生たちは伏見大社ならではの景色を
カメラに納めていました。
午後は文化庁メディア芸術祭 京都展
「パラレルワールド京都」を鑑賞しました。
まずは、京都国際マンガミュージアムで
特別展「赤塚不二夫マンガ大学展」を鑑賞。
マンガ業界だけでなく、
あらゆるジャンルのクリエイターに影響を及ぼした
赤塚不二夫さんの世界を堪能しました。
最後に、京都芸術センターで
これまでの文化庁メディア芸術祭の受賞作品を鑑賞しました。
視点・アイデア・メディアを様々に駆使した作品を体感しました。
参加した学生たちの声をご紹介します。
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[伏見稲荷大社]
最初は伏見稲荷大社!朱色の大きな鳥居とお稲荷様がとても印象的です
神社やお寺を見ると毎回日本文化って素敵だなと感じさせられます。
始めにおみくじを引きましたが、現在は人に妬まれたり僻まれたりする
時期だそうです。今年ももう終わりますが、おや怖い怖い(笑)
千本鳥居の美しさは圧巻でした!入った瞬間に別の世界に入ってしまった様な
不思議な気持ちになります。こんな所で元旦に初詣に行けたら
素敵だなとずっと話しをしていました^^(イラストレーションコース 3年 田中 佑加子さん )
[京都国際マンガミュージアム]
本を読み放題だったり、紙芝居があったり、マンガの描き方を教えてもらえたりと
盛り沢山な所でした!
建物が元々小学校だったらしく、床などが木造で歩くとミシミシいいます。
赤塚不二夫展も開催されていて、バカボンなどのキャラクター達が迎えてくれました!
不二夫展はレイアウトがとても面白くて、年表などが床に敷いてあったり、壁にでっかく
展示されたバカボンのほっぺのぐるぐるが文字で読めるようになっていたりして(読みにくい!)、
遊び心満載のさすがの不二夫展でした。
館内に置いてある植木鉢にマンガの1ページをプリントした紙を巻いていた所にこだわりを感じる...!
(アニメ・マンガコース 3年 河内 志保さん )
[京都メディア芸術祭]
ギャラリー南、暗室で展示されていた「10番目の感傷(点・線・面)」に圧倒された。
広い空間の大部分を自由に走る1つの光と、見ている全てを飲み込むような影の広がりに引き込まれた。
暗闇を「ジ~...」という音と影の景色とが包み込み、一人電車に揺られて旅をしているような孤独さと
高揚と、変な物悲しさを感じた。
「感傷」が何を指しているのかは分からないが、これは何だか人生のようだなぁと思った。
暗い場所から生まれて一人で歩き、だんだん色んなものが見えてくる。
様々な形を成した人生と関わり、(通り過ぎ)多方面から見つめ、時には速く時にはゆっくり、
前へ行ったり後ろへ戻ったりしながら生きていく。
何周でも見ていたいと思うとても好きな作品だった。
3DでDVDとか出ないだろうか...。(アニメ・マンガコース 3年 橋本晶子さん)