2月12日から14日の3日間、高等課程基礎デザイン科1年生は、
美作上山集楽の環境整備のお手伝いに行ってきました。
前半の活動は、キャンプサイトにあるトイレの壁面デコレーションです。
1日目はアイデア出しとシミュレーション。
小さな小枝や竹を使って、デザイン案を考えていきました。
2日目は、実際に制作に取り掛かっていきました。
三宅さんの指導を受けながら、鉈(なた)で木を切っていきます。
だんだんと作業にも慣れてきて、ハンマーやインパクトも使いこなせるようになってきましたね!
みんなで協力して、素晴らしい作品が完成しました!
3日目の最終日は、棚田の環境整備です。
野焼き体験をする予定でしたが、この日は風が強かったため、
作業を変更して、防火帯づくりや丸太の回収などを行いました。
防火帯は、必要な箇所だけを燃やすために行う作業です。
レーキで草木を取り除き、燃えるものがない状態にしていきました。
防火帯作りを終えたあとは、丸太の回収作業へ。
この丸太は1年前に先輩たちが切ったものです。
回収した丸太は、草木と一緒に燃やして焚火に。
あわせてイノシシ除けの電気柵の撤去も行いました。
今回野焼きはできませんでしたが、上山集楽の人たちが
次の作業に取り掛かりやすい環境を整備することができました。
デザイン高等課程がこの上山集楽のボランティア活動を始めて、今年で5年目になりました。
今後も引き続き、様々な形で上山集楽の活動に携わっていきたいですね。
デザイン高等課程 講師 佐藤 広美