岡山市北区表町にある、Ex Cafeという飲食店が　この新型コロナウイルス影響下

ある試みを行ないました。

新型コロナウイルスで外食がしにくい環境の中、自炊を余儀なくされ疲れた人

外食、外出を控えていて、人との接触ができていないでストレスを感じている人

また、美味しい食事をしたい人どなたでも　を対象に6月の間　200食を上限に　食事を

無償提供するという企画です。

題して　Round The Tree

オーナーの杉本氏より、この企画を、何かデザイン物で表現できないか

企画の象徴になるような　デザインを活かした掲示物を学生にデザインしてもらえないかと

問い合わせがありました。

そこで、宮脇ゼミ生が企画立案したのが、無償提供される200食をシールを貼ることで表現できる

カウンターツリー　Round The Tree

Ex Cafeに来店し、無償で提供された食事をした人がシールを貼ることで、だんだん

木に果実や葉っぱが実っていく　参加型のデザインボードです。

木が実っていくと、今どれくらいの人が来店したかわかる仕組みとなっています。

また、メッセージボードもあり、来店した人の言葉が残る仕組みです。

この取組みは飲食店と専門学校生が　新型コロナウイルスの影響下で協力してまちへの想いづくり

の取組をしていることを多くのメディアに取り上げていただきました。

特に地元の情報番組　OHKの　なんしょん？では、スタジオでの紹介また、6月24日には

視聴者の方からの問い合わせを受けて追加取材をしていただきました。

アナウンサーの萩原さんと　淵本さんがExCafeを訪れ、現在のツリーの様子も見ていただきました。

その日の番組でレポートしていただき、様子を伝えていただきました。

宮脇ゼミ生もご一緒させていただき、この企画の影響力を実感しました。

ビジュアルデザイン科　宮脇ゼミではこのように学外の方々と接続するデザイン活動を

重視しています。

また、今後の取組もレポートしますね。

ビジュアルデザイン科

宮脇成也