高等課程基礎デザイン科2年生は専門課程の学生といっしょに授業を受けています。
その中でイラスト系 アニメ・マンガ系はなんとフィギュア制作があります!
しかも先生はテレビ番組や映画製作等の特殊造形をされていた方です。
今回は簡単に制作に必要な材料などの説明をしたいと思います。
まず、用意するのが粘土。この粘土はスカルピーといって原型師が実際に使用する素材です。
オーブンで焼くと固まり、着彩などもできます。
この粘土を使うのですが、中にアルミの針金とアルミ箔で芯棒をつくります。
その芯棒に粘土をくっつけて形を作っていきます。
あとは参考写真をよく見てヘラなどで形を整えていきます。
ペットボトルのように写っているのが無水エタノールと言って、これを塗って表面をつるつるにしていきます。
そしてできあがった参考作品がこれ!
なかなか良い線いってますよね!
さらに工夫するポイントとして恐竜なんかは肌の雰囲気をいろんな素材をスタンプみたいにして押し付けるそうです。
するとすっごいリアルな肌が完成します。その道具がこちらです。この材料の中にはみかんの皮や牛の皮膚から作ったものもあるんですよ。
フィギュアをリアルに作るコツは参考写真を徹底的に観察することだそうです。やっぱりどんなことでも観察力が必要ですね!日頃からそういった目を養う事が大切ですね!