最近めっきり秋の雰囲気になってきましたね。
台風が去ってから空は奇麗だし、風も涼しくって学園祭の準備にはちょうどいいですね。
さて実は先週の金曜日、土曜日と高等課程基礎デザイン科1,2年生では犬島に演劇を見に行ってきました。
劇団の名前は維新派。公演のタイトルは風景画です。
その名の通り犬島の風景を舞台にして演劇をするというものでした。
維新派は巨大な舞台美術と環境を取り込んだ演劇で世界的にも評価の高いグループです。
今回の演劇でも波の発生を計算にいれた演出など、とても興味深いものもありました。
その分、芸術的センスが強く高等課程の生徒にはまだまだ「????」な部分が多かったと思います。
でもそれは大切なことだと思っています。エンターテイメント性の強い大衆文化だけしか知らないと、
クリエイティブな世界に入ったときに視点の少なさで苦労する事となります。疑問を持つ事は考える
第一歩となりますし、新しいものを受け入れるときには疑問がついてくるということを少しずつ知っ
ていってもらえたらと思っています。
そういった意味で、本校ではサブカルチャー、メインカルチャー、ハイカルチャーの様々な体験を
できるように考えています。
演劇を見たあとは製錬所美術館に行って現代アート作品や産業遺産などの見学をして楽しみました。
初めてのアート体験はどうだったかな?
いろんな疑問を持って大きくなってほしいですね!