後期から高等課程1年生のデザイン入門を担当することになりました。
デザイン入門ではデザインに対しての考え方や発想法などをいろんなアプローチから学びます!
デザインの要素は日常に中にもたくさん潜んでいます。
ということで今回は「遊びのデザイン」というテーマで行いました。
素材は積み木!(下の画像は宮川ひなのさんの作品です。「帝国」らしいです。)
まずは個人個人に積み木を渡して自由に触れてもらいます。こちらからの指定は何もなく
ただただ、遊んでもらいます。そのうちにある二人が共同制作を始めました。
デザインで大切な「チームワーク」です。
次にみんなで遊ぶためにルールを作り始めました。どれだけ高く積む事ができるか。
どれだけバランスよく保つ事ができるかなどです。ルールを作ることで「目的」ができました。
デザインで大切な「コンセプト」です。
そのうちに、どれだけ高く積めるかだけでなく、見た目も考え始めました。
美しく、かっこ良く積み上げたくなってきます。
それがデザインで大切な「クオリティ」です。
2チームでやっていたので、互いの作品を見てもらいました。全く違った造形になっています。
それがデザインで大切な「オリジナリティ」です。
積み木というシンプルな素材ですが、クリエイティブの本質はなんら変わりません。
デザインとは身近でしかも、自然と無意識に行っている事をまずは知ってもらいました。
1年生なのでこれからいろいろ学んでいきますが、体験が一番気づきがあって憶えているものです。
来週は「食のデザイン」について学びます。さあ、どんな授業をしようかな〜