随分と久々の投稿となってしまいました。
最近は新学期の忙しさでなかなかブログをアップすることができていませんでした。
今年は僕は、高等課程の1年生、2年生の副担任となりました。
今後とも宜しくお願いします。
さて、ブログがなかなか投稿できていなかったからといって、さぼっていた訳ではありませんよ。
先生って何かと目に見えないところで忙しいんですよね〜(言い訳ですが)
さて、先日、先生たちを集めて皆で休日に勉強会をした内容を報告します。
最近よく話題にもなっている、発達障害を持つ学生を指導する上での勉強会を開催しました。
講師は就実大学准教授の岡田信吾先生。先生は小学校、養護学校教員を経て現在は大学で教鞭を
取られています。
先生が言われるには、障害とは「十分な支援」があれば活動に参加できる。では、どう社会参加を
させていくか?障害を持っている人に周囲に合わせるように指導していくのは酷なこと。社会参加を
促すためには周囲の方の理解と支援で環境をより良く変えることはできるとのことでした。ということ
は近い立場でいうと学校や企業、保護者が変わることで彼らの生活は改善することができるということ
ですね。そのためにはそれぞれの立場の人が「共通理解」をしていかなければいけない。
共通理解をするために、まずは発達障害の人がどういった視点で困っているのかを私たちが体験して
みましょう。ということで体験型の講義を受けました。相手の視点がわかれば、どう変われば良いかと
いうのも、私たちがわかってくるということですね。この講義には教員、保護者を含めて40名弱の方
が参加していました。こういった問題にきちんと向き合って話合える場を作って、いつかこんなことを
考えなくても良い世の中が来ると良いなと思っています。