ビジュアルデザイン科の熱田です。
卒業式から1週間が経ちました。
今年は3年生の担任をしていましたので、
自分のクラスの学生が巣立っていきました。
謝恩会での記念写真
もう、研修で仕事を始めた人もいれば、
4月の入社に向けて不安と期待の中、
遊んでいる人もいる様です。
さて、話はかわりますが、
私は学生によく言っている言葉があります。
「よく遊べ! そして、真剣に遊べ!!」
決して、怠けろとか、勉強するなということではなく、
何をするにしても「遊び心」を忘れてほしくないのです。
授業中、課題制作において、
どれだけ楽しく制作をできるか?
もちろん、プライベートな時間、趣味の時間も。
その理由は大きく2つあります。
まずは1つ目。
「遊び心」とは、無邪気で純粋な気持ち。
だからこそ、夢中になれて、楽しく過ごせる。
その楽しさは、人へと伝わっていきます。
もちろん、「辛い」や「悲しい」といった負の思いも
伝わっていきます。
どうせなら、「気持ちの良いもの」を伝えていこうよ!
それが、デザインの起点だと、私は考えています。
そして、2つ目
真剣に遊ぶことが重要です。
真剣だからこそ、本気だからこそ、
人はその本質を見極めようとします。
TVゲームに夢中になっているときに
いかに効率の良い攻略をしようか?
スポーツをしていると
どうやったら上手くなるのだろう?
そして、さまざまなチャレンジや
他のことへ視野を向けます。
ひとつのことを真剣に取り組むことで、
さまざまな知識や探求、そして、試行錯誤。
そして、「楽しく」やっていることに
上手いも、下手もなく、得意も苦手も無い。
だから、遊んでてスキルアップできれば最高ですよね!
話は戻りますが、卒業していった人たちも
この「遊び心」を忘れずに持っていただけたらと
思っています。
仕事の辛さや責任力といった今までに無い体感があり、
そのプレッシャーの中で制作を行っていくことでしょう。
だからこそ、「遊び心」を持ち続けてください。
最後に改めて「卒業、おめでとう!!」