« 青空と雲へと続く芝生の丘| ブログTOP |SEGMENTS 断片的なイラスト »
2010年04月19日
いまも時々旅先にスケッチブックを持って行き、時間が空くと
スケッチをする。
気に入った場所を写真に撮るように、スケッチするとその景色を
より長く、細かい所まで観察するので、後々までその場所を
覚えている事が多い。
見たものだけでなく、その場所の空気や、温度、匂いなど様々な
情報が脳に記憶されるらしい。
親しい人をスケッチするとその人のことを細かく覚えていて
あとで見返すとびっくりする。
表紙のスケッチは僕がすんでいたサンフランシスコのバス停で
バスを待っていた時に描いたもので、もう15年くらい前の
スケッチだけど、その時のことを覚えている。
その他、サンフランシスコのバーや知り合いの家のネコなど。
僕は特に陰気な学生だったので、よく一人で街に出てスケッチを
していた。
本校の学生にも、スケッチをすすめたい。
今は誰もが忙しくて、一つの場所にたたずんで定点観察をするように
景色を見る事が無く、全てが後ろに後ろに流れて行くような日々だけど
一つの場所をじっくり眺めることで、違う景色が見えてくる事もあると
思う。
みなさんも試してみてください。
« 青空と雲へと続く芝生の丘| ブログTOP |SEGMENTS 断片的なイラスト »
HOME » 絵の工房 Illustration Cooth -とるにたらない絵を描いていく理由- » 鉛筆を持ち街に出よう city sketchのススメ