夜中に、必要があって自分のスケッチブックを開いて見ていると落書きやら
覚え書きやら、仕事のアイディアスケッチが色々と描いてあって
なんだか昔のアルバムを見るようで面白かった。
中には描いたことも覚えていないものもあり、思わず少しだけ時間を忘れて
見入ってしまった。
そうしているうちにふと、こういうものは意外と本校の学生や、イラストレーション
が好きな人も興味があるんじゃないかと思ってブログの記事にしてみようと思った。
こういったスケッチブックの落書きは本校のイラストレーションコースの学生は
日常的に行っていることだと思う。
スケッチブックの落書きは仕事や課題から離れて自由に描くものが多いので、その人の
個性が素直に、生々しく描きとめられていることが多い。
描いた人の、つぶやきというか、独り言のようなものだと思う。
もちろん、日頃の独り言やつぶやきが公開されないように、このような落書きは
そのままスケッチブックに埋もれ日の目を見ることはない。
でも、もしかしてだから本音が出たり、気づかない自分が現れたりして面白いのかも
しれない。
タイトルのSEGMENTSとは、断片とかカケラといった意味。
フロントページのスケッチは、中国デザイン専門学校から見える夕日を描いたもの。
実はこれは、作品の元になった落書き。水彩色鉛筆で描いた。
下はそれが元になり仕上げた作品。
この落書きは、岡山市内を走るバスや路面電車をスケッチしたもの。
まとまってないし、形もととのってないけど、だから面白いと思った。
その時の心象が反映されている。
学生達もどんどん落書きしたらいいと思う。そんな独り言がいつか自分を助けてくれる
ことがあるかもしれない。例えばブログの題材になるとか...。
これから生意気にも出し惜しみしながら少しずつブログにのっけていこうと思う。
学生のみなさんで、もっと見てみたいと思う人がいたらぜひ言って下さい。