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2010年07月14日
7月10日〜11日にかけて東京へ行って来ました。
あわただしい街中で、雑多な駅で、ふと目に入るのは広告です。
これは、あるレストランバーのドアに描かれたイラストです。
シンプルなラインですっきり描かれたイラストがとても印象的。
屋外広告というより上品な雑誌の記事に添えられた挿絵みたいです。
このレストランで過ごすスマートな大人の時間を想像させられます。
これは、ブリューゲルの版画展のポスター。
上記のイラストとは違って、徹底的に線を重ねて写実的に描く。
想像上の風景に説得力を与えています。
線という表現一つとっても、その役割は全く違います。
電車内の広告だったのですが、思わずじっと見入ってしまいました。
これは、写真家マンレイの展覧会の広告。シンプルな構成で
写真自体がぐっとこちらに迫ってくる感じ。
マンレイの写真をいかに活かして広告をつくるか、写真のチョイスから
こだわりの見えるポスターでした。
そして、これは動画の広告です。柱の側面が画面になっていて
デジタルカメラのテレビCM動画が流れています。
動くポスターといった感じ。
画像がとても鮮明なのが印象的。技術に支えられた広告です。
東京は世界の広告の戦場です。膨大な数の広告が街を飾り、
さながら戦争のように競い合っています。
膨大な数の中から、このように ふと目を止めてしまう広告の持つものとは
一体なんだろう。
広告の持つ力について、ふと考えさせられました。
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