真夜中零時ころ この絵を描いていたとき
色鉛筆の色が重層的に重なって
螺旋を描き始めた頃に 突然
「色は力!」
という言葉が頭の中でひらめきました。
世の中には様々な色が溢れていますね。
空の色、海の色、木の色、花の色、ビルの色、夕日の色、人間の色
自然の中の色、人工的な色
日常の中でも私達は色と無意識に接しています。
例えば、コンビニに入って お菓子の棚を見渡すと まず目に飛び込んでくるのは
色じゃないかなと思います。
真っ赤な袋は「激辛」青いパッケージを見ると「海の塩」を使ったポテトチップス
緑は「韓国の海苔風味」とか。
文字を見なくても消費者はまず色づかいで商品の方向性を認知しています。
もしコンビニの棚にある商品が全て無彩色 白、黒、グレーのみでデザインされていたら
買い物に行っても自分の目指している商品にたどり着くまで時間がかかります。
パッケージデザイナーはこんな風に色を「メッセージ」として使います。
この作品のように、色鉛筆でどんどん色を重ねていくと 色の力がせまってくる感じがします。
The Power of Color
色は力 色の力 色が力 色に力 色と力
僕たちイラストレーターは その色の力を 魔法使いのように使って 作品に息を吹き込みます。
色は力。イラストレーターにとって大切な力です。