私達が暮らしているこの世界には、「実在」していないけど「存在」する者がいると
思います。(もちろん私論なので軽く受けとめてください)
この世界に 物理的に「実在」していないけど、多くの人々に認知され、時にはあたかもそれが
存在しているかのように語られ、扱われ、親しまれる。
現在私達は、そんな実在していない けれども そこにいるような気がする
多くの「キャラクター」に囲まれてる気がします。
今年41歳になる私も キャラクター世代というか架空のキャラクターに親しみを覚える
ひとりです。
私が担当するイラスト演習という授業で学生に
1.印象に残っている企業 商品 イベントのマスコットキャラクター
2.好きなキャラクター
3.嫌いなキャラクター
4.ヒーロー•ヒロインの代表といえば?
5.悪役の代表といえば?
6.サブキャラクター 脇役の代表といえば?
というお題で思いつくキャラクターを挙げてもらいました。
これが黒板に書いたリストの一部です。
こう見るとね、 色々な事柄が浮き彫りになる気がしますね〜
全体のリストで私の知らないキャラクターが数多く出てくる中
好き嫌い関係なくリストに入っていた「鉄腕アトム」 「ウルトラマン」 仮面ライダー」
は時代を越えて認知されている作品だということが分かります。
そしてアンパンマンが強い。ヒーローの代表として アンパンマンを挙げた学生が5人
悪役代表として バイキンマンを挙げた学生が7人。
アンパンマンも世代を越えて生き残っているキャラクター世界、作品ですね。
企業や商品 イベントのマスコットも かなり認知度が高いですね。
特にテレビ局のマスコットキャラクターは皆に意識されています。
これ私が子供の頃にはなかったことだと思います。
テレビ局には、ロゴマークやシンボルマークはありましたが、
キャラクターってなかった様な気がします。
同じく、30年前の私達の世代に同じ質問をしても
ゲームのキャラクターは出て来ないと思います。
即興の黒板の板書なので乱筆ですみません。
このことはもっと色々な切り口で語ることもできそうですね。
それはまた別の機会に...