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2011年06月27日
Vol.2から続きます。
簡単な朝食をすませて、皆で犬島アートサイト精錬所に歩きます。
犬島は、島の名称とは違い 猫が多い島としても有名です。
(2009年以降は激減したとのこと)
ここが入り口。チケットセンターです。
AM10:00の開館を待ち、アートサイト精錬所に入場。
VOL.1で説明した通り、ここは明治から大正時代にかけて稼働していた
銅の精錬所跡地を利用した美術施設。
廃墟となった精錬所跡地と寄り添い、景色にとけ込み、島の自然と融合した
体感式の美術施設とし、2010年に開催された瀬戸内国際芸術祭でも
世界的に注目された施設です。
このゲートをくぐればいよいよアートサイト施設内です。
美術施設内の撮影は禁止。しかし施設にたどり着くまでの道のりも
ここがいかに特殊な美術施設なのかを物語っています。
案内役は我が校が誇る卒業生 こちら乙倉慧君。
精錬所当時を感じさせる煙突。すぐ横に海が広がります。
施設内は島の地熱を利用することで冷暖房が一切必要ないつくりに
なっています。
そのようなシステムを維持するため、太陽光を取り入れる穴が開いていたりします。
その下を覗き込むと鏡を利用した不思議な光景が!!!!!!!!
どうなっているかは、皆さん 来てみてのお楽しみ。
学生達は「お〜!!お〜!!」っと驚きの連続。
施設の中はというと施設自体が現代美術家 柳幸典氏が作家三島由紀夫を題材に
作り上げた体感型アート作品となっています。
流れ落ちる文字 水を利用した三島由紀夫の家 振り返るとどこまでもついてくる
燃え盛る太陽など。
絶対に行ってみないとわからない、体感してみないと分からないすばらしい作品ばかり。
感動の連続でした。
大いなる刺激を受けた一行は、アートサイト内にあるカフェで食事。
ここからとうとうvoi.4へと続きます。次回がいよいよ最終回かな。
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