今回は色鉛筆の使い方第二弾です。
具体的な描き方を紹介していきます。
その前に「紙」です。紙選びも大切ですね。
描きやすい紙、描きにくい紙があります。その違いは...
色鉛筆は「鉛筆」なので 紙に芯をこすりつけることで
芯の粉が紙に付着し作画できるのです。
ということは、芯の粉が付着しやすい紙が適しているということなのです。
表面がつるつるの紙は描きにくいですね。ある程度凹凸のある紙がいいと思います。
画用紙や水彩紙が適しています。今回取り出したのはCOTMANという水彩紙です。
一枚一枚バラでも売っているのですが、私の作業棚からスケッチブック形式になっている
物を出しました。
描いてみると実はちょっと紙が柔らかすぎて筆圧がかけにくい感じでしたね。
紙選びも画材屋さんに相談してみるといいと思います。
さてさて、紙を出したので 早速描いてみましょう。
色鉛筆というと、鉛筆一本につき一色しか表現できない
イコール
色の表現の幅が少ないとうイメージがありませんか?
でもでも、実は このコラムで紹介する「混色」をすれば
思った以上の多彩な色が表現できるのです。
やり方は簡単。一つの色を塗った後、その上に違う色を塗り重ねるのです。
これは混色を続けて作った色相環の螺旋です。黄→オレンジ→赤→紫→青→緑→黄の
順番で色が循環していっています。
中間色も奇麗に表現できていますよね〜
これが色鉛筆の力です。
何色と何色を混ぜると何色になるか とか 2色以上混ぜるとどうなるかとか
興味のある人は自分で試してみましょう。新しい色の発見があるとおもいます。