本校では地域の様々な企業様にご協力頂きながら
産学協同の授業を実現させて頂いています。
ビジュアルデザイン科イラストレーションコース3年生を対象にした授業
「DTP制作」では印刷物のデザインの基本を学んでいますが、
現在製本のしくみについて取り組んでいます。
ご協力頂き会社訪問や講習会などを実施頂いています。
こちらは先日会社訪問させて頂き
コンテンツの加工から印刷、製本までの一連の作業を体験させて頂いたときの様子です。
作成したデータが面付けされた状態で印刷され
のり付けし、表紙を付けて行く作業を目にすることができました。
データ入稿した後の行程、印刷から製本までは
日頃なかなか目にすることはできませんが
DTPデザイナーにとってこうした行程を理解しておくことは
非常に重要なのです
こちらは製本機の、のりを準備しているところです。
製本用ののりはかなりの高温で溶かして使っているようです。
そしてこちらは先日日宝総合製本株式会社様にお越し頂き
製本のしくみについて講習会を実施頂いた様子です。
本のページ数ってなんで16の倍数なの?
上製本って何?
ハードカバーの表紙ってどうして本文よりサイズが大きいの?
冊子のデザインをするときに気をつけることは?
普段はなかなか目にすることのできない
裁断前、綴じる前の印刷物を見せて頂きながら
製本をする上での基本を分かりやすく理解することができました。
また、オリジナルの文章や写真から
オンラインで簡単に出版や製本に必要なデータを入稿できる
日宝総合製本株式会社様独自のシステム
についてもご紹介頂きました。
デザイン業界に出てから役立つ基本をたくさん学ぶことができました。
ご協力どうもありがとうございました!