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2019年08月22日
本校では一足早く夏休みが終わり、授業が始まりました。
専門課程インテリア・プロダクト科、高等課程基礎デザイン科の授業では
卒業生で作家活動をしている方を講師として迎え、トンボ玉特別講座を開催しました。
ガラス作家の岡崎荘さんは本校卒業後、イタリアでガラスについて学び、その後日本に
帰国後、作品を制作し、活動を続けています。(当時は本校所有のアパートがイタリアにありました。)
アトリエから持ってきていただいた作品を見せてもらったのですが、とても繊細で息を
飲むような作品ばかり。
本物の花をガラスで閉じ込めたのかと思いきや、実はこれも花のようにガラスで作っている
とのこと。本当に驚きです。学生たちも、作品のクオリティーに興味津々でした。
早速、ガラスの特性の説明を受けて、バーナーで溶かす作業が始まりました。
ガラスって熱で温めたらどこまでも伸びるんですね。
切るときには専用のハサミを使って切り取ります。ポキンという独特な感覚です。
バーナーを使うのでかなり熱いのですが、ガラスを溶かして造形をするという体験はなかなか
できないので、初めて扱う素材に奮闘しながら、皆一つずつトンボ玉を完成させました。
新しい技術の習得というだけでなく、卒業生の活動の内容など、本校に戻っての指導など学生に
とっては多くのことを学べたのではないかと思います。
このような卒業生を迎えての講座は本校では定期的に行なっています。
写真 テキスト 花田洋通
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